第4回 鳥を想う気持ちがカタチになる ― 鳥愛(Tori-Ai)のプログラム


鳥愛(Tori-Ai)

「鳥愛(Tori-Ai)」いうイベントを決断した理由④

――「鳥を想う気持ち」がカタチになる日――

前回の振り返り

これまでのシリーズで、「日本の鳥業界が抱える課題」「生体販売の仕組みに潜む10のリスク」、そして「鳥愛」というイベントを立ち上げる決意についてお話ししてきました。

今回はいよいよ、その「鳥愛」がどのような場になるのか――。
具体的なプログラムや体験のイメージをお伝えします。

「鳥愛(Tori-Ai)」のテーマ

「鳥を想う気持ちが、出会いを生み、広がり、未来を育てる」

この言葉を軸に、鳥愛では 3つの柱 を用意しています。

  1. 学びの場 ― 鳥の健康・福祉・暮らし方を知る
  2. 出会いの場 ― 鳥を愛する人・もの・活動とつながる
  3. 未来を育てる場 ― 鳥と社会の関係を見直す

プログラム①:知る ― 鳥と幸せに暮らすために

イベント会場では、講演やセミナーを通じて、鳥と暮らす上で欠かせない知識を学べます。

  • 獣医師による「鳥の健康管理」講座
  • 行動学の専門家による「問題行動とその背景」解説
  • 栄養学に基づく「食事と寿命の関係」セミナー

「正しい知識を持つこと」こそが、鳥と飼い主を守る第一歩。
その入り口を、誰もが気軽に体験できるようにします。

プログラム②:出会う ― 仲間や作品との交流

鳥愛のもう一つの大きな魅力は、多様な出会いの場です。

  • クリエイターの出展:鳥をテーマにした雑貨やアート作品
  • 企業ブース:最新のフード、飼育用品、福祉に配慮したアイテム
  • 保護団体の紹介:鳥を支える活動を知り、応援するきっかけに

ここでは「買う」だけでなく、「つながる」ことが大切です。
あなたの鳥への想いを共有できる仲間が、きっと見つかるはずです。

プログラム③:未来を育てる ― 社会と鳥の関係を変える

鳥愛が目指すのは、一日限りのお祭りではありません。
ここで芽生えたつながりを「未来につなげる」ことです。

  • 体験展示:生体販売ではなく「鳥を知る」体験型ブース
  • ワークショップ:「鳥と暮らす責任」について考える参加型企画
  • 未来トークセッション:専門家・飼い主・学生が共に語り合う場

「鳥を“商品”として扱う常識を変えたい」――その一歩を、来場者と一緒に踏み出すのが鳥愛の目的です。

あなたへの呼びかけ

鳥愛は、ただのイベントではありません。
それは 「あなたの想いをカタチにする場所」 です。

「鳥が大好きだからこそ、もっと知りたい」
「同じ想いを持つ人と出会いたい」
「未来のために、今できることを考えたい」

そう思った瞬間から、あなたはすでに鳥愛の一員です。

次回予告

次回は、この「鳥愛」をどのように継続していくのか。
イベントを一過性で終わらせず、未来に羽ばたかせるための仕組みや展望についてお話しします。

→ 第5回に続きます

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