今日、1月23日で鳥爺本舗(合同会社ASUKA)は3年目を迎えました。
たった2年間、されど2年間。
振り返れば、本当にいろいろなことがありました。
正直なところ、すべてを語れるわけではありません。
言えないことも、まだ言葉にできないことも、たくさんあります。
その中で、今こうして「言えること」として大切にしたい出来事があります。
ひとつは、「鳥愛(Tori-Ai)」を開催できたこと。
そして、昨年12月末に愛知県弥富市へ拠点を移したこと。
さらに、新たな学びの場として「鳥爺寺子屋」を再開できたことです。
現在、鳥爺本舗は喜連川と私の二人で活動しています。
設立当初、海外からペレットを輸入していた関係で、個人的にはかなり大きなお金が動きました。
正直に言えば、まだその多くは回収できておらず、2年間は大赤字のままです。
だからこそ、3年目となる今年は正念場だと感じています。
事情があり、今後はベタファーム社のペレットを中心とした販売に軸足を置くことになりますが、
それと並行して、私のライフワークでもある「鳥業界をより良くしたい」という想いを形にした活動――
「鳥愛(Tori-Ai)」を開催できたことは、大きな一歩だったと感じています。
鳥爺本舗が目指しているのは、
「名もなき鳥たち」が、少しでも幸せになれる社会をつくることです。
ここで言う「名がある鳥たち」とは、
愛鳥家さんのもとで暮らし、名前を呼ばれ、愛情を持って大切にされている鳥たちのこと。
それに対して「名もなき鳥たち」とは、
ペットショップ、問屋、ブリーダーの現場にいる鳥たちのことです。
もちろん、すべての鳥に名前がないわけではありません。
けれど、多くの鳥たちは名前を呼ばれることのないまま、
人工繁殖という人の手によって生まれ、
愛鳥家さんにお迎えされることなく、一生を終えていきます。
その数は、実際にお迎えされた鳥の数の何倍、
あるいは何十倍とも言われています。
名がある鳥たちは「声を上げられる鳥」です。
もし事情があって飼えなくなったとしても、
飼い主さん自身や、周囲の人の声によって、
保護団体や有志の愛鳥家さんによるレスキューにつながる可能性があります。
けれど、名もなき鳥たちは、声を上げることすらできません。
鳥爺本舗が昨年から進めている「鳥爺寺子屋」や「鳥愛(Tori-Ai)」は、
そんな名もなき鳥たちが、少しでも幸せになってもらうための活動です。
目に見えにくい活動であるがゆえに、
なかなか理解されにくい部分もあると思います。
それでも、どうしても伝えたいことがあります。
今、あなたが大切にお世話をしている鳥さんは、
「名がある鳥」です。
そして、その幸せの影には、
たくさんの名もなき鳥たちがいることを、ぜひ知ってほしいのです。
一羽でも多くの鳥が、
名前を呼ばれ、愛され、
「名がつく鳥」になるために。
3年目の鳥爺本舗は、全力を尽くします。
「それが小さな私の大きな夢です。」
そして最後に。
この2年間、鳥爺本舗を見つけ、関わり、支えてくださった皆さまに、
心から感謝を申し上げます。
商品を手に取ってくださった方、
イベントや寺子屋に足を運んでくださった方、
言葉をかけ、静かに見守ってくださった方。
その一つひとつが、鳥爺本舗をここまで連れてきてくれました。
3年目の鳥爺本舗は、
まだまだ小さく、不器用で、試行錯誤の連続です。
それでも、鳥たちの未来を想う気持ちだけは、変わりません。
これからも、
ときどき立ち止まりながら、
ときどき迷いながら、
それでも前に進んでいきます。
どうか、これからの鳥爺本舗の歩みを、
そっと見守っていただけたら嬉しいです。
そして、もし「いいな」と思っていただけたなら、
応援という形で力を貸していただけたら、これ以上の喜びはありません。
3年目の鳥爺本舗も、どうぞよろしくお願いいたします。