いつもありがとうございます。鳥爺です。
15年前に書いた「挨拶」の記事を読み返しながら、
あの頃の自分に「うん、これは今でも絶対に大事だよ」と声をかけたくなりました。
それほど、鳥さんとの暮らしにおいて“ひと言の挨拶”は大きな意味を持っています。
ただ、15年の間にたくさんの鳥さんや飼い主さんと出会い、
私自身も考え方が少しずつ深まりました。
今日は2025年の鳥爺として、アップデートした形で“挨拶のすすめ”をお伝えします。
■ なぜ挨拶がそんなに大事なのか?
鳥さんは、あなたの声や表情から
「自分に向けられた気持ち」をとてもよく感じ取ります。
朝の「おはよう」、
外出から帰った時の「ただいま」、
寝る前の「おやすみ」。
これらは単なる言葉ではなく、
**鳥さんに安心と一貫性を与える“生活のリズム”**です。
■ 朝のひと言は“安心のスイッチ”
朝いちばんの「おはよう」は、
鳥さんにとって 「今日も一緒に一日を始めるよ」という合図。
優しく目を合わせるだけで、
羽繕いが柔らかくなったり、
そっと首をかしげて返してくれたり、
小さな変化がたくさん生まれます。
これは、挨拶に“気持ち”が乗っているからこそ起こる反応なんですね。
■ 帰宅の「ただいま」は特別な言葉
鳥さんにとって、あなたの物音はとても大切な情報源です。
外の気配、鍵の音、足音、声……
あなたが帰ってくる気配を敏感に感じ取っています。
だからこそ、
ドアを開けて「ただいま」と伝えるその瞬間は
**鳥さんにとって“待っていた時間が終わる瞬間”**なのです。
翼を広げて喜ぶ子、
小さく一声返す子、
静かにケージのそばへ寄ってくる子。
どの反応も、「帰ってきてくれて嬉しい」という気持ちの表れ。
だからこちらも、ほんの少し気持ちを込めて返したいのです。
「今日も戻ってきたよ」
「また一緒にいられるね」と。
■ 挨拶は、信頼を育てる日々の積み木
挨拶は、豪華なコミュニケーションではありません。
でも、毎日積み上げていくうちに、
鳥さんとの信頼関係をゆっくり、確実に育ててくれます。
ケージを開ける前、
ごはんを替えるとき、
部屋を暗くする前の一声。
たった数秒でも、
“心を込めて”があるだけで、鳥さんはそれを受け取ります。
長い時間をかけて積み重ねたそのひと言ひと言が、
やがて深い絆となり、
あなたの暮らしそのものを優しく包んでくれるでしょう。
■ 今日のまとめ
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挨拶は鳥さんの安心を支える“生活のリズム”
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「おはよう」も「ただいま」も心を込めることで意味が変わる
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小さなひと言が、長い時間の中で大きな信頼に育つ
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挨拶は、鳥さんが喜ぶ“ひと言習慣”
今日もあなたと鳥さんの一日が、
あたたかい声かけで満たされますように(^o^)
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
あなたと鳥さんの暮らしが、今日もやさしい時間で満たされますように。
また次回も、鳥さんとの絆が深まるヒントをお届けしますね(^o^)/